まえがき
論文の書き方に関する教訓や秘訣を公開
TIF では知的社会貢献をその活動目的の中心のおいておりますが、 COVD 19 禍によりそのような活動の継続が困難な状況に陥りました。そんな中、2020年末に TIF 事務局は論文の書き方に関する教訓や秘訣を TIF 会員に取り纏めてもらう標記プロジェクトを立ち上げました。TIF 会員の皆様に参加を募ったところ 9 名の有志の方々の参加を得ることができました。
多くの研究者(学生・社会人含む)の参考に
本プロジェクトの趣旨は、多くの TIF 会員が豊富な論文執筆経験持ち主であることを踏まえ、有志の皆様に論文執筆経験から得た教訓や秘訣を小論に取り纏めてもらい、各種の発表手段を通して多くの研究者(含学生や社会人)の参考に供せんとするものです。また、より広く国の内外の研究者にも参考にしてもらうために、日本語版と共に英語版(日本語版との逐次翻訳ではないが日本語版と同じ内容のもの)をも同時に作成することに致しました。
なお、これらの論文は、 TIF ホームページ掲載後、一冊の本に取り纏めて2022年に出版いたしました。
●中国軍事問題に挑戦した自己流論文 茅原郁生
和文 英文
●私が心掛けてきた五つのポイント 菊池剛
和文 英文
●私の辿ったインド経済論の道則 小島眞
和文 英文
●プロジェクト形成の手法を応用する 佐原隆幸
和文 英文
●生涯テーマは「資本主義なのか社会主義なのか」 藤村幸義
和文 英文
●“風が吹いたら桶屋が儲かる”にみる論文の書き方 藤本耕士
和文 英文
●巨人との格闘の仕方 柳原透
和文 英文
●ピア・プレッシャーとピア・レビューが論文の質を高める 吉田頼且
和文 英文
●自分史を書くことの意味ー「私の論文作法」に代えて 渡辺利夫
和文 英文